医大生 の blog

医学部のこと。読んだ本について書きます。

Amazonでの無駄な出費を減らす簡単な方法

私は大のアマゾン好きで、Amazonでの買い物を楽しんでいた。Amazonは人に物を買わせるためにものすごく高度なテクノロジーを使っている。意識しなければ買い物を止められるわけがない。私は月に5万円もの買い物をするようになっていた。

私はただの大学生で、そんなにバイトをしているわけでもない。さらに部活関連での出費もあるため、大量の買い物が許される環境ではないにも関わらず、Amazonで毎月大量に買い物をしていた。しかも私はそのことに全く気づいていなかった。家計簿をつけるようになって初めて使っていた額の大きさに驚いたのだ。

最大の原因は、アマゾンでどの程度買い物したか分かりづらいということである。 そこで私はいくら買い物したか見える化することに注力してみた。 具体的な方法は、Amazonギフト券の購入である。 Amazonで買い物をする時は必ずギフトカードを購入し登録するようにした。

ギフトカードの残額を気にするようになったため、自分がいくら使ったのか調べるようになった。 さらにギフト券を買って番号を入力するのが、意外とめんどくさいためギフト券の追加購入を遅らせられるように出費を減らすように気をつけるようになった。

すると、劇的に購入金額が減った。

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Amazonギフトカードを導入したのが10月である、それまでは月平均して3万円ほど使っていた。6月なんて5万円も使っている。Amazonでの購入品で一番大きな金額を占めていたのが漫画や本である。その変化をわかりやすくするために漫画や本の変化だけで見ている。漫画や本はいわばなくても困らない嗜好品であるため、自分の意識によってどれだけ差が出るのか、わかりやすかった。

要は自分がお金を使っていると意識できさえすれば出費は減る。

Amazonは世界最高のテクノロジーを使って、出費の実感をなくさせている。 我々は策をこうして対抗しなければ、アマゾンにされるがままになるだろう。

この本を読むとアマゾンの凄さがものすごくよくわかる。 ある調査会社の推定では、アメリカでの会員数は8500万人に達したと言われている。米国の人口が約3億2000万人なので、アメリカでは4人に1人の割合でプライム会員だという事態になっている。一方で、アメリカの世帯数は1億2500万。つまり世帯数当たりに換算すると全世帯の68%はプライム会員がいることになるのだ。

アマゾンに対抗するためには、使った金額を見える化するほかない。