医大生 の blog

医学部のこと。読んだ本について書きます。

アドバイスをもらっても能力を否定されたショックで何も耳に入らなくなる

アドバイスを否定として受け止める心の働きって成長に邪魔じゃない?「仕事」に対する評価であって、人格否定、能力否定、ましてや攻撃なんかじゃないって思えた方が能力を上げるための努力につながりそうなのに。

「ここをもう少しこうした方がいいよ」と言ってくれたときの感じ方には二パターンある。 「こんなこともできなかった自分は無能なんじゃないか」と瞬時に頭に浮かぶネガティブ人間と、 「なるほど。そこを変えるともっと良くなるんだな」と思える素直なポジティブ人間。

進化的にもポジティブ個体の方が有利に見えるけれど、個人的にネガティブ個体の方が多い気がする。だってアドバイスもらって心から嬉しそうな人間ってそんなに見たことがない。ネガティブ人間がこの日本にたくさん生き残っているのって、他人からのアドバイスを素直に受け止めない個体の方が子供を残しやすかったのかな? 

アドバイスをもらうたびに「自分って無能なのかな」って落ち込む時間が無駄すぎるので辞めたいとは思う。けれども何回自分に言い聞かせても落ち込んでしまう。

具体的には中学受験塾でバイトをしているとき、常勤の先生に私の授業に対するアドバイスをもらうたびに落ち込む。アドバイスをいただくのは嬉しいし、改善しようとは思うけれど、「やっぱり私の話はわかりにくい。無能だ。」って数時間悲しくなる。