すぐイライラしてしまう人、怒りっぽい人必見!自分の感情をコントロールする6つの考え方
皆さんは、ほんの少しのことでなぜだかわからないほどイライラが治まらなかった経験はありませんか?
私はとても短気でちょっとしたことですぐ怒ってしまうんです。この間も、ちょっとしたことで腹を立ていやな気分になってしまいました。
でも、そんな時間って無駄だと思いませんか?幸せに生きるならイライラする時間なんて一秒でも短い方がうれしいですよね!
今日は、怒りを感じた自分自身をコントロールする方法を紹介します。
私はこの本を読んで、イライラする自分をなんとか収める方法を見つけました。
怒っている状態とは困っているということ
人が何かに対して怒りを感じているときとは、そのひとが困っているということです。
あなたが過去、腹が立ったことを思い出してみてください。すべて何らかの困った状態にあるはずです。
例えば、「いつも遅刻してくる人がいて腹が立つ」は、「時間通りに来てくれないので予定が狂ってしまい困っている」ということです。
怒りとは「困った状態」を知らせるための感情なのです。
ここを理解しておかないと、怒りをうまくコントロールすることができなくなってしまいます。
「うまくいかせる」「期待を変える」で対処する
怒りが知らせてくれた困った状態を解決するためには二通りの方法があります。
1,うまくいっていないことをうまくいくようにする
2,うまくいくはずだという自分側の期待を変える
このように何らかの対処をとることが怒りという感情のうまい活用のしかたです。
怒りを他人にぶつけても意味がない
腹が立ったとき、人は他人にその怒りをぶつけたくなるものです。しかし、怒りをぶつけられた人は、攻撃されたと感じて反撃しようとします。
そうなってしまえば、あなたの困った状態は改善されないままです。
人が変わるのは心から納得したときだけです。
怒られれば変わるなんてことは決してあり得ません。
怒りを感じたらすぐに翻訳する
怒りを感じたときには、正常な判断ができなくなっています。
だから、怒りを正しく活用するためには、すぐに翻訳することが大事なのです!
「頭にくる」→「私は困っている」と即座に変換してしまえば、解決法の視野がパッと開けます。
自分の気持ちを相手に伝えるときも同じです。「腹が立つんだけど」ではなく「困ってるんだけど」と伝えることで、相手に協力してもらいやすくなります。
感情は別の感情に化ける
怒りは、いろいろな感情が化けたものであることが多いです。
例えば彼に対して
「なんで既読したらすぐに返信くれないの!?」
というのは、自分が本当に大事に思われているのかという不安が怒りに化けています。
他には、友人に対して
「なんで仲間はずれにするのよ!!」
だったら、悲しみと不安が怒りに化けているのでしょう。
本心を伝える勇気を持とう
なぜ「不安」が「怒り」に化けたりするのでしょう?
それは本心を伝えるのに勇気がいるからではないでしょうか。
「なんで返信くれないのよ!」でなく、「返信がないと不安になるの」と言うのは、自分の心をさらけ出さないといけないため、勇気がいります。
しかし、ほんの少しの勇気を持つことで自分が本当は何を思っているのかわかり、困っている状態を解決することにもつながります。
この本は、怒りだけでなく、不安、悲しみ、不機嫌、罪悪感、悔しさなどなどの感情の取り扱い方が詳しく説明されています。自分の感情がコントロールできなくて困っている方がいれば、ぜひ一度読んでみてください。