酔った女の子が夜道で自分を守るための6つのポイント〜性犯罪にまきこまれないために〜
私がこの間、大学の飲み会から帰るときのことでした。
終電の一本前の電車で帰ったのですが、私と友達の横に酔って寝てしまっている女の人がいることに気づきました。すると突然、サラリーマン風の男性が同じ車両なのにわざわざその女性の隣に移動して座ったのです。
それだけだと、ちょっと変な人なのかな程度ですが…。
私と友人が、駅を出たあと、改札で次の電車で来る予定の友人を待っていると、先ほどの男性が立っていたのです。
3分ほどし、酔った女性がゆっくりと出てくると、男はそのあとをつけていきました。
その女性はコンビニに入ったのですが、男性はコンビニの前で待ち伏せをして、彼女が出て行くと少し時間をおいて、走って追いかけていきました。
私が見たのはここまでです。
私も友人も、彼女につけられていることをなんとか知らせたいと思いましたが、男性に報復を受けるかもしれないと考えると何もできませんでした。
自分にも、もっと何かできたのではないかと、すごく後悔しました。
夜の女性のひとり歩きはただでさえ危険です。
ましてや、お酒が入ると判断力がすごく落ちてしまいます。その女の人も明らかな尾行に全く気づいていない様子でした。
性犯罪から身を守るために、できることはあります。
今日はちょっと酔っちゃったな、というときは以下のことに気をつけてみてください。
タクシーで帰る
駅から自宅までの道のりで、人気が少ない場所を通る方は、タクシーを使うのが安全です。
確かにお金はかかりますが、自分の身を守るためのお金だと考えると安いものです。
どうしてもお金がないという方は、酔ってふらふらなときだけでも、タクシーという手段を考えてみてください。
暗い道や人気の少ない道で襲われると、なすすべはありません。
ひとり歩きは、本当に危険だと言うことを理解してください。
誰かに送ってもらう
この方法だと、その誰かが信用ならない人物の場合、より危険なだけなので、本当に信頼の置ける人物、例えば彼氏さんなどに頼んでみてください。
送り狼というパターンも十分あり得ますよ。
同じ方向の人、複数人で帰るというのも手ですね。
後ろを振り向きながら歩く
どうしても仕方なくひとり歩きになってしまった場合です。
後ろや、周りを警戒しながら歩くだけでも自分が危機意識のある人間だと、アピールすることができます。
けれども、何度も言いますが、酔ってしまってふらふらな場合は、ひとりで夜道を歩くのはやめてください。本当に危険です。
防犯ブザーをつけておく
防犯ブザーを見えるところにつけていつでも引けるようにしながら歩くのも効果的です。同じく、ブザーの実際の効果とともに、注意を怠らない人間だと知らしめることができるからです。
私もこれを持っています。軽くて安価でおすすめです。
自転車で帰る
これは、都会に住んでいて、お酒が入っていない人ならある程度有効です。飲んでいる人はもちろん飲酒運転になってしまうのでやめてくださいね。
また、田舎に住んでいる人は、たとえ自転車に乗っていたとしても自転車ごと蹴倒されて、襲われてしまうことが往々にしてあるようです。
そもそも帰る時間や、飲酒量に注意する
そもそも論になりますが、人気が極端に少なくなるような時間に帰らないようにすること。ふらふらになるまで、お酒を飲まないこと。この2つを気をつけていれば、おぞましい事件にまきこまれてしまう確率も下がるでしょう。
自分の限界を知って楽しくお酒を飲みましょう。
残念ながら悪い人は、この世にいるのです。悲しい事件が起こってからでは遅いです。
できるだけ、危険な目に遭わないように、自分でできること考え行動してください。